
こんにちは!さくぴよと申します!
「新NISAしたいけど、何がお得なのか、どういう仕組みなのか分からない..」と悩んでいませんか?
そんな方に向けて、新NISAのことが簡単に分かる記事を書きました!
この記事で解決できるお悩み
- NISAって何がお得なの?
- 通常の証券口座(一般口座•特定口座)とNISA口座の違いについて
- 新NISAとはどういう仕組みなの?
- 新NISAの「つみたて投資枠」と「成長投資枠」について

今回は新NISAをこれから始めようと思ってる方に向けてNISAは何がお得なのか、そのNISAからさらに進化した新NISAの仕組みについて解説していくよ!
ニーサって何がお得なの?
NISAは、2014年にスタートした、少額の投資で利用できる非課税制度です。2024年には大改正され、今では新NISAとなっています。
出典 SBI証券
このように通常の証券口座(一般口座•特定口座)で投資した場合、20.315%の税金がかかります。NISAを使った投資ならば、この税金をゼロにできます。

例をあげて詳しく説明するよ!
たとえば、NISAを使った投資で10万円の利益がでたとしましょう。本来なら20.315%の税金がかかるので受け取れる金額は約8万円です。なんと、NISAを運用していれば税金はかからないため、10万円が丸ごと受け取れます。つまり、約2万円の差が出るのです。

利益が多くなると取られる税金も多くなるよ
非課税でトクするため、NISAを利用する人は年々増えています。NISAは、これから投資でお金を増やしたいならば、まず活用すべき制度です。
新NISAとはどのような仕組みなの?
出典 SBI証券
このように新NISAではNISAが一本化され「つみたて投資枠」+「成長投資枠」が併用可能となっています。さらに年間投資上限額が最大360万円までと拡充しました。そのうえ新NISAでは非課税の期間が無期限となりました。

ここでは、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」について詳しく説明するよ!
「つみたて投資枠」とは
新NISAのつみたて投資枠は名前の通り、積み立て専用の投資枠です。
つみたて投資枠では年間120万円までの投資で得られた利益を非課税にできます。
つみたて投資枠で投資できる商品は限定的です。リスクが比較的低い「投資信託」など、金融庁が指定した商品に限られるため初心者でも安心して始めやすいです。
つみたて投資枠では自分で指定した金額が指定した日に自動で引き落とされるため、継続して積立投資を行えます。一度設定すれば、あとは自動でコツコツ積み立てていけるので、忙しい方でも安心です。積み立てる日を給料日の翌日に指定すれば、口座にお金がなくて引き落とせない心配もありません。
つみたて投資枠は小額から始められます。毎月1万円や5000円といった小額からコツコツ積み立てられるので投資初心者にぴったりといえます。
つみたて投資枠は長期運用に向いています。毎月積み立てをすることで、価格が高いときも安いときも購入する「ドルコスト平均法」を活用できます。これにより、長期的なリスクを分散できます。
具体例
例えば、毎月3万円をつみたて投資枠で投資した場合
- 1年:3万円 × 12か月 = 36万円
- 非課税のまま、長期的に運用可能
- 仮に年間3%の利益が出た場合、税金がかからないため、その分も投資資産として再投資可能

つみたて投資枠は長期間にわたってコツコツお金を増やしていくのに向いている制度だよ!
「成長投資枠」とは
新NISAの成長投資枠は、年間240万円までの投資で得られた利益を無期限で非課税にできます。ただし、成長投資枠で投資できる生涯投資枠の上限は1200万円までとなっています。
成長投資枠では、つみたて投資枠の対象外となっている投資信託やETF(上場投資信託)、REIT(不動産投資信託)、上場株式など、幅広い金融機関に投資可能です。もちろんつみたて投資枠の対象商品も購入できます。
成長投資枠では、一括投資が利用可能です。たとえば個別株でこれから成長が期待できる投資先があった場合、タイミングをはかって一度に投資することが可能です。予想通り値上がりすれば、大きな利益を得ることができます。
しかし、成長投資枠は生涯投資枠の売却枠が売却の翌年にならないと復活しないため、毎日のように売買を繰り返す「デイトレード」のような投資は適さない仕組みとなっています。
具体例
例えば、成長投資枠で以下のような運用をした場合
【個別株式】
- 株価1,000円の企業Aの株を2,000株購入(投資額200万円)。
- 1年後に株価が1,500円に値上がりした場合:
→ 2,000株 × 500円(値上がり分) = 100万円の利益が非課税に!
【ETF】
- 日本株全体に連動するETFを購入して、年間配当金2%が出た場合:
→ 投資額100万円なら、2万円の配当金も非課税
まとめ
新NISAって何がお得なの?⇒非課税で運用できるため利益に税金がかからないところがお得
つみたて投資枠⇒小額から投資を始めたい初心者の方、長期的にお金を増やしたい方、リスクを抑えつつ、税金を気にせず資産運用をしたい方におすすめ
成長投資枠⇒個別株やEFTなど幅広い商品で投資をしたい方、自分で投資先を選びたい方、配当金や値上がり益をしっかり活用して資産を増やしたい方におすすめ
本記事では、通常の証券口座(一般口座•特定口座)とNISA口座の違いについて、新NISAの「つみたて投資枠」と「成長投資枠」について簡単に解説しました。新NISAを始める時の参考にしてください。